【 しずり雪 】
素晴らしい文章に触れる機会をいただきました。
最近読んで・・感動した本です。。。
次なる新刊を読むのが楽しみです。。。
安住洋子さん著書の「しずり雪」
江戸を舞台に繰り広げられる感動の時代小説短編集です。。
一篇一篇が・・・人生の悲哀も織り込まれているにも拘らずどれも温かく・・知らず知らずに・・涙が零れ落ちているのです。。。
読み終えた後・・なんともいえない感動と清涼感があります。。
細やかな人物や情景の描写・・・
あたかもその場面を・・カラー映像で見ているようなそんな感じ。。
登場人物にも皆愛おしさを感じます。。
幼き頃・・耳にした言葉で・・現在は殆ど使われなくなった「言葉」が出てきたりするのも・・何だか妙に心地よかったり・・
歴史的背景も本当によくお調べになっていらして素晴らしいです。。
洋子さんの情感たっぷりの文章・・
人生の「哀」も折込描き乍も・・最後は未来への希望を繋ぐ温かな結末であるのも・・嬉しい。。。
本の「帯」に・・・
「しずり雪とは、樹々に積もった雪が陽光を受けてしずり落ちること」との解説がありますが・・
日々・・忘れかけてる・・「生きる」ということの原点みたいなもの・・・
気持ちの何処かに・・静かに仕舞われたそんなものを・・・
洋子さんの素晴らしい感性(文章)で呼び起こされ・・・
その「温かさ」で・・・
宛も陽光に雪がしずり落ちる如く
はらりと感動の(温かい)涙が零れ落ちるという感じです。。。

この素晴らしい作品を余すところなくご紹介できなくて申し訳ないです。。
拙文なれぞ・・・私の感動が伝わればと思っています。。。m(__)m
うみちゃん♪
素敵な出逢いありがとう~~(*^0^*)
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