節分:木の香に酔う

【2013年2月3日撮影:節分の食卓】
朝食・昼食はダイニングテーブル
毎日の夕食は夫と二人炬燵でまったりと摂ることが多いが
今日は節分ということで初めてちょっと気を入れて「節分のテーブルなど作ってみた・・(^^ゞ
仕事オンリーの生活を止め、今年は私の好きなことをもっとやろう・・と
テーブル作りをもう少し楽しもうと思っているが、マイバースディーに続き・・
今年の第2弾のテーブル遊び(笑)
テーブルコーディネートは殊の外好きだが、その殆どは「クリスマスのテーブル」で
他の季節のテーブルを作ることは滅多にない。
・・・で、節分のテーブルコーディネートと云っても・・
何をどうしたらよいのかさっぱり分からぬ。。。(@_@)
ま・・・取敢えず鰯と商業合戦に乗せられている気がしないでもないが、巻き寿司?
結婚した頃は節分には義父が鰯の頭とヒイラギを玄関先に・・
炒った豆を年の数だけ用意してくれ、勿論豆まきなるものもきちんとしていたが、
当時、巻き寿司が、食卓に上ったかどうか?なかったように思うが
巻き寿司のまるかぶりは大阪が起源らしく広島ではいつの頃から浸透しているのかよく分からない
巻き寿司なのは「福を巻きこむ」という意味があるらしく、
まるかぶりで包丁を入れないのは「縁を切らない」ということとか・・・
2種類の「恵方巻」を買ってきて、2等分したものの
食べにくいので(^_^;)一つは普通に包丁を入れ(ま、「良くないもの」との縁切りということで・・)
もう一方は取敢えずまるかぶり用にそのままお皿に盛った
家庭によっても地方によっても節分の過ごし方食卓は様々であると思うが、
私なりに食卓に「縁起担ぎ」を・・

【2013年2月3日:節分の食卓】
【節分のメニュー】
■ しじみの味噌汁
□ 菜の花のからし酢味噌和え
■ 煮豆(金時豆)
□ 福盛り
■ 鰯の梅煮
□ 恵方巻
■ ノンアルコールワイン


【2013年2月3日撮影:節分の食卓/画像は2枚並べてupしています】
しじみ汁は「肝臓」に・・
菜の花は「春」を意識して
煮豆は黒豆か五目豆にしたかったのが、黒豆は在庫がなく(一晩、水に浸す必要があるので・・)
五目豆は、何故だか夫があまり好まず・・(炒った豆や納豆は大好きなくせに・・(-"-)・・・)
在庫のあった金時豆で・・
ほぼ、年に一回しか作らない「鰯の煮つけ」(^_^;)は節分には必須?
・・・で、今日の食卓の一番のこだわりは「福盛り」
先日買った女性誌に「ん」の付く野菜を使って「運を掴む」なんて料理が載っていて・・
その料理は、美しいが結構時間をかけて丁寧に作る「七福神まんじゅう」とか命名された料理で
その工程を見て、フルタイムワーカーのσ(@_@)は即諦め・・(^^ゞ
取敢えず、「ん」にあやかって、「れんこん」「にんじん」「だいこん」「なんきん(カボチャ)」
「いんげん」と5つの「ん」の付く野菜で、南京はフライパンでソテー、残りの野菜は「お煮しめ」にし、
ヒノキの升に一つ盛りで・・・勝手に「福盛り」と命名・・(笑)
しかし乍ら・・これが感激の美味しさで・・ヒノキの香が野菜に移りその美味しさに酔いしれた
思えば、幼き頃の時代のお祝いごと等のお弁当はヒノキで作った2~3段の木箱に詰められていた・・
その話をすると、だから「升酒」が美味しいのだと夫が云った・・・
成程・・・と大いに納得したものだ

【2013年2月3日撮影:節分の食卓/福盛り】
明日は立春、旧暦では新年ということだ
1月生まれの私は○年のつもりでいるが、20代の頃、「お腹の中にいる時は丸々、○だったのだから
あなたは○(干支)ではなく○(干支)」と当時の「年寄」に云われた記憶がある
明けた年に、そして節分迄に生まれた私は、「日本」の占い等を見る際、これに随分悩まされたものだ
星占い等は全く関係ないが、日本のそういったものは「2月3日までに生まれた人は前の年で見る」
・・なんていう注釈がついていたりする・・
未だに私は○年だか、○年だかよく分からぬ。。。(・・;)
何はともあれ・・明日から新年・・そして春だ・・・
「立春大吉」・・・良きことが沢山ある一年でありますように。。。

【追記】
夫は鰯は食べるのも嫌いだが(基本青魚は好まない夫・・栄養たっぷりなのに・・・)
見るのも好きではないらしく、頭にヒイラギの枝を刺したのは勿論σ( 一一)で、
玄関先に吊す(のは夫の仕事と強制)のも嫌々・・・
昔は魚釣りも好きで、夜チヌ(黒鯛)を釣りに出かけたこともある位なのに・・
鰯の頭(顔)は見るのも嫌だ・・ということらしい・・・
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